工業高校の吹奏楽部の特徴としては、少数精鋭でやっているということではないでしょうか?
総勢14名、3年生4名、2年生5名、1年生5名で活動しているため、音のごまかしが効かないと顧問の行天先生は話してくださいました。
人数が少ないと言っても、メリットが無いわけではありません。
工業高校の吹奏楽部は男子の割合が多いため、音に迫力があるそう。
総勢14名のうち、10名が男子学生です。
やはり女子と男子とでは肺活量が違うため、より迫力のある音が出るとのことでした。
けれどもやはり、人数が少ないと少しのズレでも目立ってしまうため、練習の中で細かなズレを徹底的に無くしていくことで、より精密な演奏になるように気を使っていると話してくださいました。
また、パートごとの練習も1人1人違う部屋で、黙々と練習を繰り返している光景が印象的でした。
1人で寡黙に練習している姿から、演奏へのストイックさが伝わってきました。
部内の空気も良さそうで、先輩後輩の垣根が無く、時にはキャッチボールなどでコミュニケーションやリフレッシュを図るそう。
たとえ人数は少なくても、個々の能力はとても高いと自信を持って話していただきました。
演奏会では、シリアスな演奏だけでなく「おもしろさ」も売りだと聞きました。
「他校の吹奏楽部に負けない点は?」との問いに、「おもしろさ」と部長さんは答えてくださいました。
曲に「笑い」を織り交ぜた構成は、他の学校には無いのではないでしょうか?
定期演奏会への意気込みとして「練習期間が短い中で、来た人が喜んでくれるよう、精一杯演奏したい」と力強く部長さんは話してくださいました。
そんなユニークで力強い、工業高校吹奏楽部の演奏をぜひ生で聴いてみてはいかがでしょうか?
第5回旭川工業高校吹奏楽部 定期演奏会
12月28日
旭川市民文化会館 小ホール
開場 18:00 開演 18:30
チケット ¥300
大きな地図で見る
スタッフ 水尾
0 件のコメント:
コメントを投稿