西高校は、19日に旭川盲学校と「交流演奏会」のために最終調整の最中でした。
旭川盲学校との交流演奏会は、今年で15回目を数え、毎年様々な企画で催されているそう。
元々は西高校の持ち込み企画で始まったこの演奏会。
西高校と盲学校の「双方参加型」のイベントとのこと。
西高校吹奏楽部は2年生21名、1年生21名の42名で活動しています。
西高校は、定期演奏会にステージドリルを取り入れたのは旭川で最初だと話してくださいました。
ステージドリルとは演奏しながら、動いたりフォーメーションを組んだり、視覚的に楽しめる演奏形態のこと。
また顧問の村上先生曰く、「怒るときは怒り、褒めるときは褒める」というのが生徒とのコミュニケーションを取る上での方針だそう。
部長の千葉さんに話を聞いたところ、日ごろの練習の中で特に「姿勢」に気を付けていると話してくださいました。
この回答は他の高校の吹奏楽部さんには無かったので、驚きました。
その回答が、西高校の吹奏楽部のスタイルを物語っているようで、とても興味深いものでした。
また、練習の初めにストレッチを行なっているという点も、その回答につながっているのだと思います。
吹奏楽部に必要な「チームワーク」について、部長さんへの「意識していることは?」との問いに「言いたいことを言う」という回答をいただきました。
部活をしていると、それが運動系であれ、文化系であれ、必ずチーム内の意見の対立というものが生じるときがあります。
それを、ネガティブな方向に考えるのではなく、「だからこそ良い」と言える彼女たちのメンタル的な強さを垣間見せる回答でした。
最後に「交流演奏会への意気込みを聞かせてください」と投げかけると、「いつもと違う環境で演奏するが、音楽で感動してもらえるように頑張りたい」と力強く話してくれました。
スタッフ 水尾
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