「TREE OF LIFE 生命樹」と題されたこの写真展は、既存の植物の百科事典では見ることのできない、個性的な視点で作られた作品の数々を楽しむことができます。
奥田 實
1948年、埼玉県本庄市生まれ。全国の自然風景を撮影する
かたわら、大雪山の大陸的山岳景観に魅了され、高山植物の美しさと、生命力を題材に大雪山の風景の撮影を始める。
1986年、仕事場を北海道東川町に構え、大雪山と周辺の自然を撮影して、今日に至る。
現在は北海道の原風景である森林を心象風景で表現することを撮影のテーマとする。
公益社団法人日本写真家協会会員。
主な著書に『大雪山のお花畑』、『北海道 花の大地』、『大雪山』、『日本の桜』(共著 いずれもヤマト渓谷社)
(プロフィールより引用)
展示されている多くのコラージュ作品は、一つの植物の一生を、様々な部分を写真に収め、それらをコラージュとして一つのキャンバス上に表現されています。
作品は独特のダイナミズムの中に、植物の生涯をそのままキャンバスに閉じ込めたような、神秘的な雰囲気すら漂います。
1つの作品をじっくりと見ていくと、芽が出て、成長し、花が咲き、実をつけ、その実の中がどうなっているか、実を拡大するとどのようになっているか、など細部にまで至る、作者のこだわりを見ることができます。
奥田實写真展「TREE OF LIFE 生命樹」は11月27日(日)まで開かれています。
ギャラリーPurupuru
旭川市7条8丁目
0166-73-8289
スタッフ 水尾
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